自粛期間中は休止していた家事代行のお客様が、今月から徐々に再開していただいてます。
休止期間の2カ月間~3カ月間くらい、お掃除していなかったため、以前はすんなりと落ちた汚れが、再開後はなかなか落ちなくなっていました。
見た目はそれほど頑固な汚れではないのに、こびりついていてなかなか落ちないんですね。
新型コロナの影響で、汚れは放置すると落ちにくくなる ということを再確認することができました。
掃除をしないと損をする!という記事で「汚れを付着したまま放置すると、やがて落ちにくいシミやサビ、腐食の原因になり、素材そのものが劣化し、本来の耐久年数が短縮する」と書きましたが、まさにその通りになっていました。
汚れには段階がある
汚れには段階があります。例えば、フローリングの床の汚れで言うと・・・
初期段階はホコリやハウスダストが表面にのっているだけ。払えばすぐにきれいになります。
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時間が経つと空気中の水分などを含んで床に貼りつくけど、拭けば落とせます。
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次に人の脂や料理の油、水分が混じってべたついた汚れが密着すると、洗剤が必要になります。
ここまでは、掃除すれば問題なくきれいになります。
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これ以上放置すると、こびりついてなかなか落ちにくく、強い洗剤を使って擦り落とすので時間がかかります。また、無理に落とそうとして傷になることもあるので注意が必要です。
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さらに放置して時間が経つと、床材に染み込んでシミになり、汚れの段階ではなくなります。変質、変色しているので掃除で落とすことは不可能。
洋服のシミも、汚れがついた直後は落ちますが、時間が経つとクリーニングに出しても落ちなくなりますよね。
車の汚れも、そのままにしておくとサビついたり塗装が剥がれたりしてしまいます。
床の汚れ、ガスコンロの油、鏡の水垢など、どの場所も同じです。ご自分で掃除される方は特に、「年末にまとめて!」よりも、軽い汚れのうちに落として初期段階で掃除したほうが時間も労力もかかりません。
今回はこまめな掃除の大切さを改めて実感しました。